地元のおっちゃんたちからは結構旨いよと薦められていた。
薦められてたのももう8年ぐらい前の話になるかな。
人の良さそうなばあ様がいらっしゃいと迎えてくれた。
「ご飯きれちゃったから、丼物は出来ないよ〜」と。おばあちゃん。
元々、ラーメンかチャンポンを食べに来たわけなので、その辺は織り込み済み。
私がチャンポン、妻がラーメンをオーダー。
旨く説明は出来ないのだが、何ともいえず和む店内である。昔ながらの大衆食堂で、地元の方に愛されているのだろう。
突き出しにでてきたのは胡瓜の漬物。これが何ともいえず旨かった。
それほど待たずにラーメンとチャンポン登場。
チャンポンは非常に具沢山。これで650円とは非常にお値打ち。
肉もでかいのがゴロゴロ入っている。麺の茹で加減はそれ、鹿児島の地方部だからそれなりになのだが、これはかなり旨い。
妻の頼んだラーメンのほうは、チャーシューというよりはむしろ角煮の様なチャーシューがゴロゴロ。スープからはにんにくの良い香りが漂ってくる。
チャーシュー自体はよく煮込まれているのか、あるいは和歌山ラーメンのように最初から醤油でよく煮てあるのか分からないけれど、脂身の部分からは綺麗に脂が抜けている。
肉の部分はややぱさついた感もあるものの、なかなかの出来。
スープ自体は妻曰くライト醤油とんこつという感じだったようだ。
全般に満足の出来だったのだが、食べてる最中におばあちゃんがすごい勢いで洗い物をはじめて、コップを床にすごい勢いで落としたのはびっくりした。（割れなかったけど）
食べ終わった頃に他のお客さんが入ってきた。
ラーメンと味噌ラーメンをオーダーしていた。常連さんも多いみたいだな。
今度、また行ってみよう。
