シャッターのポールがそのままなのは女性で切り盛りしているから。
団体行動ということもあり、気になる新店には実際のところ足を運べないのが実情。
あらかじめ浅草に行くことは分かっていたので、こちらのお店をチョイス。
1950年創業の「来集軒」老舗中の老舗。
国際通りから一本筋に入った所にひっそりと佇んでいた。
13時過ぎの入店だったが、店内はそこそこの入り。
大盛りラーメンとシューマイをオーダー。初老の女性がチャキチャキと動き回っている。
こちら、浅草という土地柄、咄家の訪問がかなり多いらしく、有名な落語家のサイン色紙も多数飾ってあった。力士も来ているようだ。
先にシューマイが来たのだがこちらは写真撮影失念。
つなぎが多いタイプのもので、これはこれで美味。
さて、注文した大盛りラーメンはこちら。ちなみに普通にラーメンを注文するとレンゲはついてこない。
美しい、ノスタルジックさを感じさせるルックス。
意外と動物系もしっかり感じさせるスープと縮れ麺が良く絡む。
トッピングは肩ロースのチャーシューと小さめに切った海苔、甘く味付けしたメンマとネギ。
これは旨かった。
いい意味で完全に力の抜け切ったスタイルなので、こちらも何の気負いもなく頂く事が出来る。
メンマの甘さがスープに移り、次第にスープも甘く感じていくのだが、鹿児島在住の私には却って好材料でもあった。
接客もチャキチャキして気持ちがいいもの。事前の情報だと接客に難あり、とか書かれているがそんなことはみじんも感じない。
下町に息づいている素晴らしいお店だと感じた。
本当にごちそうさまでした。
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外国人観光客が多いためか、英語での営業時間案内まで。
店内は色紙で一杯。有名力士のものも、漫画家のものも。
メニュー拡大。今回は大盛りのラーメンとシューマイをオーダー。
もはや美しさすら感じるルックス。大盛りラーメン（800円）