リーズナブルな価格で地元でも大人気
「一番食堂」(鹿屋市)


第一鹿屋中学校近くにある店舗。駐車場は店の前に4台と裏の方に数台ある
マツワキ食堂に代表される、鹿児島県大隅半島のラーメンの独特さが大好きで、年に1~2回必ず足を運んでいたが、去年はいろいろな事情でとうとう一度も足を運ばずじまいだった。
久しぶりに足を運んだ大隅半島の中心部、鹿屋市。第一鹿屋中学校の近くにある一番食堂は、地元を中心に広く愛されているお店だ。
訪問した2月11日正午過ぎ、祝日と言うこともあり店内はすでに満員近い。2名、と言うことでコの字状になったカウンターに案内される。回転もいいし、店員の客捌きも素晴らしい。

メニューは非常にリーズナブルでラーメン(小)は250円と破格。(ただし盛りは少ないそう)
この値段は少なくとも10年ぐらい前からは変わっていないようだ。

特はかなりのボリュームという事を聞いていたので標準的な量だと思われる大をオーダー。
ほどなくして提供されたラーメンが写真のこちら。
少し浮いた香油がイイ感じ。
具材はネギ、もやし、そして豚のばら肉を煮たもの。こちらが大隅半島のラーメンの特徴でもある。
今まで食べた店ではかなり煮込まれており赤身の部分がホロホロと崩れてしまうようなものだったのだが、こちらの煮豚は食感が強く残っており、生姜焼きの様な感じで楽しめた。
麺は地元の製麺所「山口製麺」のもの。茹で加減もばっちり。
スープは豚骨を長時間煮込んだ比較的あっさりしたもの。

卓上には塩胡椒等の他に、ニンニクを漬け込んだ淡口醤油、パウダー状のガーリック等があり味変も楽しめた。

それにしても客の多いこと。そしてすべての店員が笑顔を絶やさない、非常に気持ちのいい店だった。

一番食堂
鹿児島県鹿屋市西原1-29-9
TEL 0994-43-7239
営業時間 11:30~15:00
       18:00~21:00
定休日 木曜日

リーズナブルさが目立つメニュー

大隅地方を感じさせる見た目のラーメン(大)ボリューム十分で400円は安い。

味変が楽しめるニンニク入りの淡口醤油。



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