吉野の成長をずっと見守ってきた老舗。
ラーメンタケホープ(鹿児島市吉野)


もちろん直接その活躍を見たことはないが、タケホープという馬はハイセイコーのライバル馬として大層活躍したらしい。
日本ダービー、菊花賞などを制した今でいうところのG1馬だ。
その活躍に倣って、長く愛されるようにということで「タケホープ」という名前を付けたとかつけていないとか。
どう考えても馬の名前であることは疑いようがない事実なので、おそらく上記のような理由であろう。
鹿児島市内から県道16号線を吉田IC方面に向かって走っていくと右側に古びたラーメン屋がある。それがタケホープ。
ずっとずっと前からあるのに、なぜか伺っていなかった。無性に古いタイプの鹿児島ラーメンを食べたくなっていたので、訪問することに。

訪問したのは平成28年6月11日。14時過ぎの訪問だったので先客は一組のみ。
小上りと、テーブル席、カウンターからなる店内は意外なほどに明るかった。
店主夫婦とその息子さん??若い男性二人が出迎えてくれた。

壁に貼ってあるメニューを見ると、らーめん、ミソラーメン、(各種チャーシュー増し、大盛メニューあり)、チャンポン、みそチャンポン、焼きそば、焼き飯と、比較的メニューは豊富。
その中から、私はらーめん(650円)と、半チャーハン(店内でのみ注文可、300円)を。同行者はみそラーメン(700円)をオーダー。

ラーメンはこちら。

ラーメン(650円)

みそラーメン(700円)

半チャーハン(300円)

ラーメンは鶏ガラと豚骨、香味野菜でとったスープ。塩気とニンニクの香味が立っていて旨い。
トッピングはバラの煮豚3枚とモヤシ、キャベツ、キクラゲ、小葱。脂浮きはほとんどない。
キャベツのパリパリした食感が楽しい。麺はイシマル食品製。かなりのボリューム。茹で加減がわりかし
固めなのは出前もやっているからだろうか。

半チャーハンはしっとりした仕上がりだが「半」という量ではなかった。
みそもなかなか旨かったらしいのでまた訪問するだろう。
老舗ならではの安心感も含めて楽しめる店だと思った。

ごちそうさまでした。



ラーメン専門タケホープ
鹿児島市吉野町3216
定休日:火曜