鹿児島初の「二郎インスパイア系」
麺や久二郎(鹿児島市中央町))

九州でも二郎インスパイアの店を出すようになったのだなぁと思ったのは麺屋大仙が熊本県御船町にオープンした時だった。沖縄にはすばじらぁなる店も確かあったはず。
鹿児島でも明らかに二郎を意識したメニューを提供している店はある(Noodle Laboratory 金斗雲のJIRO CLOUDや、麺歩バガボンドの力島、ラーメン柿の木の柿二郎野菜マシマシなど。没店舗ラーメン男も二郎系だったはず)が、この度「二郎インスパイア系」を前面に押し出した新店がオープン。その名も「麺や久二郎」
18時過ぎに入店すると店内はすでに満員。
店内はカウンターのみ、8席ほど。自分の好みを記入できる。

それほど待つことなく先客が食べ終わったのでカウンター奥に陣取る。
カウンターの上にあるオーダーシートで、自分の好みの量を選択。今回は小を頂いてみることに。野菜は増し、アブラ(黒豚の背脂らしい)は並、カラメは並、ニンニク、唐辛子はありでオーダー。背脂は増しでもよかったかも。
麺の茹で上がりに時間がかかり、10分弱の後に提供されたのがこちら。

ラーメン(750円)
一瞬ひるんだが、しっかり天地返しをして食べ進めることにした。麺は低加水の太麺。しっかりした食べごたえがある。小でも250gあるとのことで結構大変かな、とも思ったのだが意外とスムーズに入っていくのは濃い目の味付け、そしてたっぷりの野菜(もやしとキャベツ、唐辛子とニンニクの効果なのかもしれない。煮豚は割とあっさり目の味付けだが分厚く切ってあり、しっかりした歯ごたえもある。お店のおすすめらしい背脂も柔らかく煮てあり、確かに甘くておいしい。
久しぶりに二郎インスパイア系を食べたがなかなか良かった。。
この界隈、実力店の薩摩思無邪ベル通り店、製麺ダイニングJangoなどがひしめいているが、しっかりした存在感を放つこちらのお店は間違いなく定着するだろう。
次回は背脂増し、野菜マシマシでいただいてみたい。ご馳走様でした。

麺や久二郎
鹿児島市中央町21-33