唯一無二の存在感を放つ黒味噌ラーメン。
三平ラーメン 照国本店(鹿児島市照国町)

 
 
 
 
 
 本格的にラーメンの食べ歩きを始めた頃に何回か通っていたのが三平ラーメン。その当時は西田橋のたもとに店を構えていた。その後、東京都(新大久保)に進出したり、産業道路沿いに新規出店をしたりと飛ぶ鳥を落とす勢いだった。カネボウフーズによりカップ麺の発売も行われた。これがもう14年ほど前の話である。こちらの薬味「元気の素」を友人に送ったこともあった。現在は照国神社近くの本店と、天文館の新宿街にある2店舗での営業になっている。

 しょっちゅう目の前を通っている本店に突然無性に行きたくなり、平成29年5月27日に訪問。
お昼の時間としては遅めの15時前ということもあり客は私たちのみ。座敷に座って店内を一瞥。壁には芸能人のサイン色紙がたくさん貼付されていた。セルフのウーロン茶(ホット)もあるが、冷たいお茶を出していただいた。
15年前に食べた当時の味がとても印象に残っているものだったのでその記憶を思い出すべく基本の黒味噌ラーメンを注文。そういえば西田橋のたもとに店があった時には香港ラーメンというメニューもあったなとかそういうことをふと思い出しているうちにラーメンが提供された。
覚えていた通りの粘度の高いスープに麺が泳いでいる、というか漬かっている。具材は厚切りのチャーシュー、キャベツ、コーン、ネギ、半熟卵。
 スープを一口頂くと、あぁ、この味だったなぁと思いだす味噌の濃い味。通常の3倍味噌を使っているという触れ込みだった。確かに味噌の味が濃い。同時にベースの豚骨スープの濃度も相当濃いのかなと感じた。(家内の頼んだ元祖濃い味を味見したがこれはかなり濃かった。)
麺は中太の縮れ麺、これは麺箱にある通り石丸食品の麺だろう。スープとの絡みもとても良い。

ある程度食べ進めた時点でお店のおすすめである辛味調味料元気の素を投入。

元気の素

ニラと唐辛子などの調味料を合わせた薬味なのだが、これを入れることで全体の印象が激変した。もともとこの元気の素ありきで作られているのだろう。

お店の方では山芋トッピングのメニューもいろいろ提案されていた。
次回以降にぜひ頂いてみたい。14年たっても当時の印象はそれほど変わらず(実際は変えているのだろうが)オンリーワンスタイルの味噌ラーメンを提供し
てくれるお店だった。
ご馳走様でした。またお邪魔します。
 【MENU】
黒味噌 基本味 750円
黒味噌 あっさり味(うすめ味) 750円
元祖黒味噌 濃い味 800円

豚骨 730円
豚骨 濃い味 750円  
 ※お店のホームページより引用(トッピング等はそちらをご確認ください)

お店の情報

三平ラーメン
(照国本店)
鹿児島市照国町15-13
TEL099-210-7888
営業時間 11:00〜21:00
店舗URL:こちら
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