薩摩川内の〆の定番
精養軒(薩摩川内市)

追記記事(H29.10.29)

 
ラーメン(600円)
 
 

  
 
塩ラーメン(600円)
 
 私の住んでいる街からは車で1時間ほどとそれなりに遠く、また、夜間のみの営業ということで個人的には大変ハードルの高い、長年の宿題店だった精養軒@薩摩川内市にようやく行くことができた。10月14日19時過ぎ、雨の降る中入店。何とも言えない獣臭が漂っていた。
 先客は1人、(と思っていたら途中で3人ほど奥から出てきた。奥に座敷があるようだ。
座敷の広さはわからなかったけれど、カウンター8席、テーブルには9人分の椅子がセットされていた。私たちはカウンターの端に陣取る。柔和な感じの店主が漬物と水を持ってきてくれた。私がラーメン、一緒に行ってくれた家内が塩ラーメンをオーダー。塩ラーメンは小鍋でスープを温めて作っていた。麺は自家製麺で共通のものの様だ。
 5分ほどしてラーメン提供。私の頼んだラーメン(提供時には豚骨ラーメンです、と言われた)は、良い感じに乳化した豚骨ベースのスープに醤油ダレを合わせたもの。具材はバラ肉のチャーシュー4枚と比較的多めの白ネギ、もやし。薬味として揚げニンニクが少し忍ばせてあった。チャーシューは薄切りながら味がしみ込んでいて柔らかく美味い。また、多めのネギが食感の非常に良いアクセントになる。
 麺は加水率高めの柔らかいもの。スープとの絡みがとても良い。全体的な調味加減が私好みであっという間に完食してしまった。
 家内の頼んだ塩ラーメンは柚子風味のあっさりしたもの。具材構成はチャーシュー、青ネギの小口切り、もやし、アオサ。こちらもかなり旨かったとのこと。こちらは飲みの〆にも最適だろう。

 結構知られている情報のようだが、裏メニューのマツオラーメンも気になるし、甑島産のタカエビを使った海老塩ラーメンも気になる。この店は再訪必至だ。ご馳走様でした。
(H29.10.14)

 
二週間たった10月28日、やはりどうしても気になりマツオラーメンを頂きに訪問。
デフォルトのラーメンからするとかなり強い調味になっている。トッピングにも違いがあり、もやしは省かれており、チャーシューをバーナーであぶる等の工夫がされてある。麺も固めの茹で上がり。麺と具材を頂く限りはとてもバランスが取れたものだった。これは間違いなく中毒性のあるラーメン。

甑島産のタカエビ(ヒゲナガエビ)がふんだんに入った海老塩ラーメンも素敵な仕上がり。海老もしっかり背ワタを取る等の仕事が施されていた。塩ラーメンと比較すると、アオサの量が少し少なく感じたとのこと。それにしても美味い。

普段は基本的に頼まないご飯ものも頼んでみた。こちらはチャーハン(500円)。具だくさんで強火で炒められていて米粒がパラパラ。店主の手際の良さにも感心した。
こちらはやはり定期的にお邪魔してみたいお店だ。(H29.10.28)
【MENU】
海老塩ラーメン(タカエビ入り)750円 塩ラーメン600円 ラーメン600円 ラーメン大盛800円
ギョーザ400円 チャーハン500円 チャーハン(スープ付)50円増し めし(小)100円 
めし(大)200円 ゆで卵50円 ビール500円 焼酎(湯割り)200円 焼酎(水割り)300円
※裏メニューマツオラーメン 600円
 精養軒
薩摩川内市東向田町12-3

営業時間:19時〜