やはり本店。
「マルチョンラーメン」(志布志本店)(志布志市)

 
 
 

約6年ぶりに訪問した志布志市の老舗、マルチョンラーメン。前回訪問は2016年の6月9日だったらしい。元気な接客と味に感動した記憶がある(当時の記事はこちら)
某テレビ局主催のイベントで初代チャンピオンとなり、その後霧島市国分、鹿児島市与次郎に支店を開設。
2018年1月7日、突然食べたくなって訪問。到着は15時30分ごろとかなり遅くなったものの、店内には客が数組。店員さんが賄いを食べているのも前回と変わらない景色。大きく変わっていたのは券売機制になっていたことと、お土産ラーメンが山積みになっていたこと。
券売機には中、大、スペシャルともやし増し、ネギ増しのボタン、券売機のすぐ下に好みの注文の仕方(麺の固さ、味の濃淡、脂の量について)などのテンプレートがあった。
昼をまだ食べていなかったのでラーメン大(750円)の食券を購入。店員さんが固さなどについて聞いてきたのですべて普通で、とお願いし、別な店員さんが準備してくださった座敷に通される。この時点でお茶、お冷、お漬物が提供されている。
テレビでもお見掛けするようになった店主はカウンターの奥で静かに作業をしていた。どうやら持ち帰り用のチャーシュー(100円)を切っていた模様。

オーダーして10分弱でラーメン(大)提供。前回は(中)を頼んでいて、そのボリュームに少々たじろぐ。具材は調味軽めのチャーシュー4枚、ネギ、もやしとシンプル。表面には豚骨由来の脂が浮かんでいる。スープを口に運ぶと自分の記憶より少し強めの甘辛い醤油の味が口内に広がった。麺は自家製のエッジの立った長方形の断面。しっかりした歯ごたえで安心していただくことのできる一杯。どれが突出することもないが、このバランスは素晴らしい。
途中で味変でニンニクを入れるとスープの印象が変わりまた楽しくいただけた。代打とかなり腹にたまった。
食後の挨拶までしっかりしていて非常に好印象。また、持ち帰り用の切り落としチャーシューはパック一杯入っていて100円とリーズナブル。迷うことなく購入した。
持ち帰りチャーシュー(100円)

帰りに駐車場に行く途中で、回転圧力釜が数基設置されたスープ工場を見かけた。これは圧巻だった。
鹿児島市でも霧島市でも食べられるようになったのはありがたいが、私は遠くまで行くことを全く厭わない変わり者なのでこれからも本店に行くことだろう。
ご馳走様でした。

 
マルチョンラーメン
鹿児島県志布志市志布志町志布志2丁目8-41
電話 0994-472-0576
定休日 木曜日