ここの支店はちょっと違う。
「ざぼんラーメン スカイロード溝辺店」(霧島市)

 
 
 
鹿児島ラーメンの最大公約数的な存在だと思っているざぼんラーメン。本店は鹿児島の与次郎にあるが、ほかにも市内に数店舗ある。唯一鹿児島市外にあるのが霧島市溝辺、鹿児島空港から比較的近いスカイロード溝辺店。こちらのお店、近いのにずっと行ってなかった。そもそもざぼんラーメン自体が当たり前の存在すぎて逆に食べていない店の一つでもあったのだが(鹿児島市内の店ではもちろん食べている)。
非常に広い店内に入るとすぐに客席に案内された。ざぼんラーメンを象徴する食べ放題の大根の漬物がすぐに提供された。こちらのお店はから揚げ定食などのメニューもあるのだが、ここは普通にラーメンを注文。
ほどなくして提供されたラーメン、これが鹿児島市内の店舗とはずいぶん違う印象を受けた。具材はチャーシュー、ネギ、焼ネギ、メンマ、モヤシ、木耳、キャベツとざぼんラーメンそのものだが、麺が違う。麺箱を見ると「霧島精萌製麺部」とある。市内の店舗は確か違う製麺会社のものだったのでここが違う印象を受けた最大の理由だろう。麺が違っても共通なのは「底からよく混ぜてお召し上がりください」と提供時に添えられる言葉。
しっかりまぜたうえでいただくと、具材、醤油ダレと豚骨スープが相まって、あぁ、やっぱりざぼんだわ、と実感させられた。鹿児島県民にとってはやっぱり大事な存在だ。次回は鹿児島市内の本店で食べてみて、こちらとの違いを確かめてみたい。
ご馳走様でした。


 
 ざぼんラーメン スカイロード溝辺店
鹿児島県霧島市溝辺町麓2399-1