備忘録的記事「一軒目 ザ・さつま町つけ麺」


8月11日から14日まで4日間の限定のつけ麺をいただいてきた。
コンセプトは「さつま町」。

さつま町は旧宮之城町、旧鶴田町、旧薩摩町が合併した街であり、鹿児島県最大の河川である川内川が流れており、また、
県内有数の竹林があることでも知られている。

今回頂いたのはそれらの食材をうまく用いたつけ麺。
川内川産のテナガエビ、地場産のタケノコ等をうまく使ったつけ麺は見た目も美しかった。
つけ麺というよりも和え麺+つけ麺といった様相。
麺に載っている具材が多いので、食べるたびに様々な味の変化+つけ汁に深みがどんどん加わっていく。
インパクトを与えているのはフルーツ酢につけたブルーベリーと和梨。口の中をすっきりリフレッシュさせる効果がある。

つけ汁はテナガエビと鶏白湯のブレンド。こちらは最初まろやかなのだが、麺に盛られた様々な食材のおかげでどんどん味わいが変わっていき楽しめる。


そして圧巻は最後のスープ割(レモングラス・生姜・上湯スープ)。生姜のきいた割スープでスープを割ると…。そう、トムヤムクン風である。よくこんなの、思いつくよな。

限定20食で、950円という値段ではあるが、一食の価値は必ずある一杯。

この店は良く限定を出すが、その限定のレベルの高さには毎回唸らされる。

平成23年8月11日実食。