麺人佐藤(鹿児島市宇宿町)
〜鹿児島のラーメンに新潮流〜


らー麺(鯛あら炊きスープ)大 750円
らー麺(鶏白湯・味噌)650円




鶏白湯らー麺(650)
4月6日にオープンした、麺人佐藤は、新規店にもかかわらず、鹿児島のラーメン界でかなりの話題になっている。
4月11日、12時半ぐらいに行ってみると既に待ちが出ている模様。
しばし待った後、座敷に通される。店内は活気もあって非常に明るい雰囲気。こちらでは漬物等は出てこない。
今回注文したのは、らー麺(この辺が麺屋武蔵※してますねぇ)あっさりの鯛あら炊きスープ(塩)の大盛と、こってりの鶏白湯(味噌)。後で知ったのだが、ここは湯切りのパフォーマンスも楽しめるようだ。

さほど待たずにらー麺登場。
鯛あら炊きスープの方は、しっかりダシの出たスープが旨い。あっさりと銘打っているものの力強いスープ。魚がかなり強調されているので苦手な人もいるかも。トッピングはチャーシュー、キャベツ、メンマ、木耳、そして少量の揚げネギ。揚げネギは鹿児島ラーメンを意識しての事か。チャーシューは大判でほろほろ崩れて非常にうまい。
麺は自家製との事。鹿児島では割と珍しい、中太の縮れ麺。こちらは噛み応えのある、多加水麺。麺の出来は非常にいい。これはつけ麺でも旨いだろうなぁ。

鹿児島には珍しく、鮮魚系、鶏白湯といったスープをメインにしているお店。接客態度も良く、コストパフォーマンス、立地条件もいい。既に人気店の仲間入りを果たしている。今後も要注目だ。

 追記:鶏白湯が余りにも気になったので2週間も経たない4月23日に再訪。気合の開店並びで1番乗り。
 鶏白湯はニンニクの風味が心地よい逸品。スープに較べて麺が強すぎる気もするが、非常に完成度の高いラーメンである。スープに関して言えば(麺喰道宗主:ねこだにゃん氏の指摘もあって気づいたのだが)、これだけ濃い鶏のエキスを出しているスープなのに、鶏臭さは殆ど感じない。仕込みにどれだけの手間をかけているのかを窺い知る事が出来る。

※店主はみそや・堂天文館店にて修行の後、東京都吉祥寺「麺屋武蔵 虎洞」にて修行。
麺人佐藤(めんびと さとう)
住所:鹿児島市宇宿町2035−1
電話:099-298-5310
営業時間:11:30〜15:00/18:00〜21:00(売切れ終い)
定休日:火曜日

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