味、接客、姿勢ともに将に「思い邪なし」
薩摩思無邪(鹿児島市坂之上)※2014.9.7を持って移転予定です。
薩摩思無邪を象徴する一杯、「薩摩」600円。画像はトッピングのゴボウ載せ。
![]() 「博多」600円 |
平成23年9月に鹿児島国際大学の真ん前にオープンした「薩摩思無邪」 こちらのメニューはすでに知られているが、細麺の「博多」と中太麺の「薩摩」の2種類で構成。トッピングもいろいろ出来る。特徴的なのはごぼうかな。 薩摩と博多を一杯ずつ注文。注文を受けてすぐに店主はフライパンでチャーシューを焼き始めた。 店内はまだオープンまもないということもあるのだが、とにかく清潔。 お湯であらかじめどんぶりを温めている光景や、でかい寸胴など、目を奪われるものが多い。 メインに食べた薩摩は、背脂がかなりたくさん入ったしっかりしたタイプのラーメン。麺がかなり強いカールのかかった歯ごたえの強いタイプ。トッピングは炙りチャーシュー2品と、もやし、きくらげ、青葱。元ダレに鹿児島の醤油を使っているとの事。 「薩摩」を銘打っているのだが、実際はオリジナル度の高いラーメン。 カウンター上には辛子高菜と紅生姜もある。 博多のほうはかなり油膜の張ったスープ。こちらは細麺。元ダレには福岡の醤油を使用との事。 個人的には「薩摩」のほうが好きかも。いや、「博多」もしっかり食べてみないとなんとも言えないや。 替え玉は中太麺と細麺、両方から選べる。なので、博多の麺を薩摩のスープで食べたり、また逆のことも楽しめる。替え玉には刻みチャーシューが付いていてこちらもスープに更なるコクを足しまた美味。 辞去時にわざわざ店外まで見送りいただいた上、車の誘導までしてくださり感激した。 こんなにいい店なので当然メディアの注目も集まり、取材申し込みもあったのらしいのだが、目の前のお客さんを大事にしたい、ということで今のところは断っているようだ。 とにかく姿勢そのものがすばらしい。本当に応援して行きたい店。 平成24年2月11日に再訪問。相変わらずの素晴らしい仕事。 気になっていたゴボウトッピングを試す。コレはいい。意外なほど主張をしない。かといってラーメンの邪魔をするわけでもない。 素晴らしいトッピングである。 同行者のオーダーした煮卵は丸のままいったんスープ内で温めた後にスライスするという細かい気配りにも感動。 やはり鹿児島で近年オープンしたお店の中ではトップクラスの味、サービスだと感じた。 平成25年1月20日またまた訪問。 味噌ラーメンを頂いてきた。 4種類の味噌と、豚骨スープを使ったスープと、意外ともいえるトッピングのバランスがとても面白く、なおかつ美味。 夜限定の提供だそうだが、ぜひまた頂いてみたい逸品。 ※期間限定品により、終了の可能性あり。 7月7日付記 現在、昼夜20杯限定で鶏塩ラーメンを提供中。こちらもかなりの完成度。おススメです。 |
![]() 味噌(夜限定)800円※期間限定メニュー |
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![]() この度、裏メニューだった醤油ラーメンが定番化。 |
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![]() 夏メニューとして提供予定、鶏塩ラーメン(700円) |
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※期間限定(3/3〜3/9)メニュー Basil & Vegetables(坂之上本店でのみ提供) 女性限定、850円 |
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こちらは5月12日より提供、 ベジソバ850円。 マイアミ店にて提供。 ベースはカボチャですが、見た目ほどのカボチャ感はない。 |
※思無邪とは島津斉彬の座右の銘として有名な言葉である。
「思無邪」とは「思いよこしまなし」と読み、
心情をありのままに表し、偽り飾ることがない、という意味。
論語や詩経に見られる言葉とのことです。
「薩摩 思無邪」 (本店)(9月7日まで)
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住所:鹿児島市坂之上6丁目28-55
電話:099-261-2881
営業時間:11:00〜16:00、17:30〜22:00ということらしいが、実際この時間には閉まらないそうです)
駐車場:日曜日は隣接する店舗と共用、道路向かいにも4台あり。
定休日:不定休(現在のところ未定)
2013年12月20日、鹿児島市堀江町に二号店「薩摩思無邪 Miami.Ave」がオープン。
![]() プレオープン時のメニュー。 |
住所:鹿児島市堀江町19-6 協栄ビル1F
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