カツオラーメン、だけじゃない。

らーめん 香月(南九州市川辺町)


(川辺地どり塩ラーメン:800円)

多様なメニュー。

鹿児島のいわゆるご当地系ラーメンといえばいちき串木野市のマグロラーメン、そして枕崎のカツオラーメンなのだが、今回紹介するらーめん香月は、カツオラーメンの草分け的な存在として知られている。個人的には「作られた」ご当地系ラーメンにはあまり興味がない。ただ、こちらのラーメン香月はほかのメニューのレベルが高い、と聞いており楽しみにしての訪問(訪問日は2016年5月20日)。
お昼ぐらいにつくと幸いにしてカウンター席が空いていた。お店はそこそこの客入り。(そのあとどんどん入ってきた)愛想のいい店員さんが水を運んできてくれ、漬物とお茶はセルフでとってください、とのこと。(漬物は高菜漬けと壺漬けを選べる。お茶はほうじ茶)
今回は最初から頼むメニューを決めていた。昼限定の川辺地どり塩らーめん(800円)
ちょっと驚くぐらいの速さで提供された塩らーめんは鮮やかな色合い。具材はバラの巻チャーシュー2枚、大葉、海苔、ゆで卵、水菜、カイワレ大根、サクラエビ、揚げネギ、ネギと具だくさん。
スープは少し甘め。食べていく間にサクラエビの風味やチャーシューの風味がスープに移っていき味の変化を楽しむことができる。麺はストレートの多加水で良い茹で加減。
出された際に半分ぐらい食べてからスープに混ぜるのがおすすめです、といわれた柚子胡椒を混ぜてみると味がしっかり引き締まる。このスープの出来なら最後にご飯を入れて食べると旨いだろうなと思いながら、そもそものボリュームがかなりあるために断念。
ほかの客は担々麺だったり、ラーメンだったりいろいろなメニューをオーダー。
地元では行列のできる店として有名らしいがそれも納得。次回は基本のラーメンを頂いてみよう。
ごちそうさまでした。

らーめん香月
南九州市川辺町両添1767-1
11:00〜14:30 17:30〜20:00
定休日:月曜