麺屋雲雀@鹿児島市宇宿

※今回はオープン情報です。2021年10月13日、鹿児島市宇宿4丁目に「麺屋雲雀」がオープンする。「薩摩和穣麺　燎」（こちらから麺屋雲雀の公式にも飛べます）他を手掛ける株式会社轍がラーメン業態としては2軒目の店舗展開だそうだ。お店と\からプレオープンにお誘い頂いたのでお邪魔してきた。

プレオープンは10月5日と6日に行われ、私は5日の夜訪問。店員さんに、招待いただいたことを告げると、券売機で好みのものを選んでください、と勧められた。その際、おススメは煮干しラーメンで、初めての方には3種入りのほうが癖がなくよりお勧めだということも説明してくださった。お店のInstagramでも予習していたので「鹿児島地鶏と3種の煮干しラーメン」を注文。店内はオープン前、ということもあるがとにかく清潔でおしゃれ。店内レイアウトの一部は高校の同期生「MAPLE　MAPLE]が手掛けていた。
それほど待つことなく「鹿児島地鶏と3種の煮干しラーメン」が提供された。

かなり熱い状態で提供されたラーメン。トッピングは厚めのチャーシュー2枚、海苔、ネギ、ナルト、メンマ、紫玉ネギ。麺はサカノウエユニーク製のもの。表面には自然な脂浮き。
スープを飲むと思っているよりもはるかに穏やかな塩味に驚く。飲んだ後に鼻にふっと抜ける魚介の香りが心地よい。後はひたすら食べ進める。それほど時間もかからずに完食。非常に満足度が高かった。オーナーさんに挨拶させていただき話を聞くと、この「3種の煮干」はアジ、ウルメイワシ、アゴ（トビウオ）だそうだ。より煮干のガツン風味が好きな方にはカタクチイワシの煮干ともう一種類の（失念してしまった）煮干を使っているとのこと。ちなみに元ダレは福岡の淡口醤油、表面に浮いているのは鶏油だと教えてくださった。ガツン風味の好きな方向けの5種入りのスープも少し飲ませてもらったが確かに煮干の風味がガツンと来るものだった。
こちらよく考えているなぁと思わされたのがメニューの豊富さ（ギャラリーから券売機のメニューを見ていただきたい）。煮干し系のラーメンだけでも3種類、他にも豚骨ラーメンや、混ぜそばもある。また、サイドメニューも豊富で、ラーメン屋には珍しくおこわも提供（おこわについてはKagoshimaniaxさんでしっかり紹介されているこちらの記事をご覧ください）している。もちろん唐揚げ等も。残念ながらタイミングが合わずにおこわは頂けなかったが次回訪問時にはぜひ頂いてみたい。
最近食べた中でも特に印象に残るラーメンだった。10月13日のオープンが楽しみだ。ラーメン激戦区になっている宇宿地区に非常に楽しみな店が現れる。ご馳走様でした。