らーめん天天有2@姶良市加治木町

今年2月の訪問から約半年ぶりに姶良市加治木町の老舗ラーメン店、らーめん天天有を訪問した。2月訪問時と比較して、店舗の外側には工場扇や消毒液など、新型コロナウイルスへの対応措置が講じられていた。
13:30過ぎの訪問だったのだがそれでも店内は満員。しっかり作られた待合スペースで店主の奥様に二人であることを告げ、しばし店外で待つ。10分もしないうちに先客が続々と食べ終え店外へ。店内で待たせていただくことができた。

店内も客席数を少し減らしているような印象。店内ベンチで待っているところに先ほどのおかみさんが注文を聞きに来たので、らーめん大を2つ注文。そうこうしているうちにどんどん先客は食べ終え去っていく。コの字型のカウンターの角に通されて、水と漬物を出して頂く。前回は大根のお漬物だったが、今回はそれに大葉、生姜、昆布なども入っていた。大葉の風味が涼やかでなんとも心地よい。なお、漬物はおかみさんがお皿にもって出してくれるのだが、進みの良い客にはどんどん追加してくださる(3回も追加してしまった)

ラーメン大(750円)

作っていく様を見ると、店主は丼に塩を入れた後に元ダレを2種類入れているように見えた。そこに豚骨スープを注いだ後に茹でた麺(自家製麺)を入れ、湯通ししたモヤシ、チャーシュー3枚、ネギをトッピングして完成。
前回も感じたのだが、醤油ダレの利きが以前より強くなっている気がした。塩分ではなく、魚介(おそらくサバ節)の風味が良く立っているのだ。お店もいろいろ試行錯誤しているのだな、と感心。麺とスープの絡みは相変わらず。麺を食べていくうちにスープもかなり減っていくのでそれをよく実感することができる。チャーシューもいつもながらとろとろ。鹿児島県のラーメンは他県に比べてもチャーシューのレベルが高いといわれるらしいが、(実際県外で食べるとなんとなくそのような気もする)こちらのチャーシューも大変美味しい。
途中でいつも通り卓上の刻みニンニクや特製の豚味噌を投入し味変を楽しんで完食。
私たちの後に来たお客で当日の営業は終了だったようなのだが、そのお客さんは特大ラーメンを注文していた。現在は量の多いラーメンであるが、10数年前は目玉焼きだったり海老だったり、と色々なものが載っていたのを思い出した。もうこの特大メニューにチャレンジすることはないだろうけど昔が懐かしくなった。
外の看板を下げ、閉店の片づけをしながら店主がチャーシューを鍋から取り上げていた。大量にあれだけ仕込むのだなぁと妙に感心してしまった。次回はまたチャーシューメンにしてみようか。ご馳走様でした。

※東京都千代田区の天天有神田店は当店のいわばのれん分け(正式には事業展開について運営会社と当店が合意、レシピ等を教えたとのこと:らーめん天天有公式HPより)

※以前の訪問記事その1
※以前の訪問記事その2
※以前の訪問記事その3
店舗公式URL→こちら

店舗名天天有
住所鹿児島県姶良市加治木町本町48
電話番号0995-63-2355
営業時間11:00~14:00L.O
定休日木曜日・日曜日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です