ヤマトラーメン@南さつま市加世田(20210809)

南さつま市加世田村原の焼肉なべしま向かいに今年オープンしたヤマトラーメンなる新店を初訪問してきた。事前の予習等は特になし。

12時過ぎ、駐車場(割と台数は確保できている)に車を停め、入店すると目の前に券売機が。代表メニューだろうと思われる店名を冠した「ヤマトラーメン」を家内が、「横浜ラーメン」を私がそれぞれ選択。カウンターと座敷席からなる店内は恐らく居抜き改装だろうなと思わせられるものだった(実際そうだった)
座敷席に座らせていただき、メニューのこだわりが書かれたラミネートを確認。スープは拳骨を3時間煮込んだもの、麺は四国の製麺所に頼んだ特注品、ネギはこと九条ネギというこだわりのもの、薬味に使っている黒七味は京都の原了郭のものを使用しているのだとか。卓上には調味料として黒七味、ニンニク、熟成豆板醤。
随分こだわりがあるのだな、と感心しているところにラーメンが提供された。

ヤマトラーメン(680円)
横浜ラーメン(780円)

シンプルに振り切った外観で驚かされてしまった。名前からして横浜ラーメンは屏風海苔やホウレン草が載った家系みたいなものかと想像していたので余計に。両者の違いは醤油ダレの違いで、私が頼んだ横浜ラーメンのほうが甘めの調味なのだそうだ。スープを一口飲んでみるとその素性の良さに感心してしまった。粘度高めで臭みがないスープ。もう十数年前に閉店してしまった、天文館の麺平(あそこはタレに魚介も入っていたはずだけれど)を想起させるものだった。調味加減はそれほど強くはない。麺は加水率の低い細麺。スープと良く絡む。トッピングは巻いたバラチャーシューとやや大きめにカットしたこと九条ネギと本当にシンプル。チャーシューの出来もとてもよく感じた。ネギはしゃっきりしているので少しスープに沈め自分好みの食感にしてから頂いた。途中で卓上の黒七味、熟成豆板醤の順に加えて味の変化を楽しんだ。個人的には熟成豆板醤を加えた時の味も好きだった。替え玉もあったのだが今回は自重。お昼時だから、ということもあるのだろうが後客もぞろぞろ入ってきた。加世田地区、いや鹿児島でもかなり珍しいタイプのラーメンだけど、しっかり旨いので今後も人気が出ていくのではないだろうか。次回は味玉も付けて試してみたい。ご馳走様でした。

店舗名ヤマトラーメン
住所南さつま市加世田村原1丁目2-1 加世田グランドハイツ1階
TEL080-7654-0418
営業時間
11:00~14:00
定休日不定休

“ヤマトラーメン@南さつま市加世田(20210809)” への1件の返信

  1. とっても嬉しい投稿に、心から感謝しております。

    店舗の概要欄が、他店になっているようです。
    よろしければ、変更していただけますと幸いです。

    ヤマトラーメン
    南さつま市加世田村原1丁目2-1 加世田グランドハイツ1階
    080-7654-0418
    11:00~14:00
    不定休

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