麺歩ブギーボーン@鹿児島市山下町(20220430)

豚の群があった場所(豚の群は現在鹿屋市に移転)に麺歩ブギーボーンという看板が設置されたのはちょっと前の話だった。いつ開業だろうか、どんな店だろうかと考えていたら、麺歩という名前の通り麺歩バガボンドの系列店(正確には工房兼ラボ)ということが分かった。先日オープンして気になっていたのだが営業は不定期。週末タイミングが何とか合ったので訪問することが出来た。


11時前にお店の前に到着したのだが準備中。野暮用を済ませていたら開店時間11:15を過ぎていた。既に店内は満員(6席のみ)券売機でとんこつラーメンと辛味噌とんこつラーメンの食券を購入し席が空くのを待つ。因みに券売機のメニュー筆頭は味玉とんこつラーメンと味玉辛味噌とんこつラーメン。他にはチャーシューマシの設定など。ほぼ待つことなく着席。水と辛子高菜はセルフである旨告げられ、小皿に辛子高菜を多めに取って席にて待つ。注文の際に麺の茹で加減を聞かれたので私はヤワ、家内は普通にてお願い。
幸いにも?ご店主が調理する真ん前である。実に素晴らしい手際でラーメンを作り上げていく様子が見てとれた。注文を受けた段階であらかじめスライスしてある低温調理の(厚切りの)チャーシューを温め始めた後に麺を茹で、スープ→麺→チャーシュー→具材の順に盛り付けていく。温めたチャーシューにはタレを纏わせていた。

とんこつ、辛味噌とんこつともに大判、そして厚切りの低温調理チャーシューの存在感が凄い。スープはぽってりとかなり濃度の高い豚骨。獣臭等は全くなし。とても丁寧に作られているスープだなと感じた。ヤワで頼んだ麵(これは自家製で普通の博多ラーメンの麺よりは少し太めに作ってあるらしい)もしっかりした歯ごたえがありスープとの絡みも上々。これは旨い。辛味噌の方は表面に振られた唐辛子粉(恐らく魚介等も入っている?)を混ぜ込みながら食べ進めるとどんどん味わいが変わっていった。まず一玉を食べ終えたタイミングで替え玉をお願い(替え玉は現金でも対応できる)。替え玉は普通の茹で加減でお願いした。茹で加減一つでこうも印象が異なるものかと感心した。もう一つ、店主にお願いして出してもらえるのがニンニク。これはタレとニンニクを合わせてあるのかな、大変旨かった。さらに辛子高菜を投入してみたがあまり欲張るものではない、辛くなりすぎてしまった。
具材に関して言えばやはり特筆すべきは厚切りの低温調理チャーシュー。もともと麺歩バガボンド自体チャーシューがとても旨い店だし、ブギーボーンもチャーシューが旨いとは聞いていたけど確かに旨かった。肉そのものもかなり旨いと感じた。これは単品盛でも成立すると思う。(温めているのは出来上がりに近い状態にするためだとのこと)
6席のみと小ぢんまりしたお店はとても綺麗。店主の目がしっかり行き届く店づくりになっている。
麺歩バガボンドの工房兼ラボという位置づけの店で、店主のスケジュールがあった時のみの営業らしいがタイミングが合えばまたお邪魔したい。次回はデフォのとんこつを頂こう。店主の考える博多とんこつラーメン、美味しく頂きました。


店舗名麺歩ブギーボーン
住所鹿児島市山下町9-34
柴山ハイツF001
TEL準備中
営業時間
11:15~15:00(売り切れ次第終了)
定休日不定休(お店のInstagram参照)
URL(店主Instagaram)https://www.instagram.com/p/CckgL47PcdE/

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