名前こそ知ってはいるものの、なかなか行けていない店、というのがまだまだ沢山あるものだ。先週お邪魔したことぶきラーメン＠西陵もそうだし、伊敷の丸吉ラーメン、武の王ちゃんラーメンなど、老舗の宿題店は数多い。先週ことぶきラーメンを訪問する前に立ち寄ったがGWの休みを取っておられた桜ヶ丘の本家飛龍ラーメンを再び訪問した。
お昼前にお店の前に車で到着すると、店の横の駐車場に停めてください、とご店主が教えてくださった。車を停めて店内に入ると親子連れ、とお爺ちゃんとお孫さんの二組のお客がすでにおられた。カウンターの端っこに座り、私は中華ラーメン、同行者は味噌ラーメンをオーダー。お冷と一緒に鹿児島のラーメン店らしく、大根の漬物が提供された。
出前注文の電話が頻繁に鳴る。電話は昔懐かしい黒電話だ。地域に愛されているのだなぁと思っているところにラーメン提供。中華ラーメンも、味噌ラーメンもほぼ同じタイミングで提供された。
中華ラーメンのほうは少し甘めの醤油ダレが利いたあっさり目の鹿児島ラーメン、といった印象。提供温度は高めで熱々。麺の茹で加減は老舗としては硬め。具材はバラチャーシュー2枚とモヤシ、やや多めのキャベツ、ネギと揚げネギ。
このお店の看板メニューと思われる味噌ラーメンは甘めの味噌だれ＋スープで炒め煮したキャベツ、モヤシ、ネギが具材。基本的なスープと麺は中華ラーメンと共通だろう。食べれば食べるほど癖になるような感じのする調味だったようだ。
店名の「本家」についてはこの店が本家で、かつてはのれん分け店が数店あったとのこと（草牟田の飛龍がそうだったのかもしれない）。優しそうなご夫婦と、息子さんと思しき男性（この方が出前担当）が切り盛りしている小ぢんまりした店。ご主人の焼き飯を作る音も威勢がいいし調理スピードも速い。また、出前注文の電話に対して餃子はもう売り切れた旨何回も奥さんが説明しておられた。餃子もきっと美味しいのだろう。次回訪問時ぜひ頂いてみたい。ご馳走様でした。ネットで検索すると「飛龍ラーメン本家」と出てくるが、保健所の営業許可証には「本家飛龍ラーメン」とあった。おそらくこちらが正解なのかも。
| 店舗名 | 本家飛龍ラーメン |
| 住所 | 鹿児島県鹿児島市桜ケ丘1-35-26 |
| 電話番号 | 099-264-5333 |
| 営業時間 | 11:00～（不明） |
| 定休日 | 月曜 |
