種子島の味　味の憲ちゃん＠姶良市

前回訪問は2011年11月のことだったようだ。姶良市の「種子島の味　味の憲ちゃん」を久しぶりに訪問。ここ最近、無性に食べたくなって訪問したのだが2回ほど立て続けにフラれていた。

2019年8月24日（土）、13時半頃。やっていればよいのだがと心配すると営業中の看板。ご店主がエアコンのスイッチを入れてくださり座敷のほうへ通された。最近無性に焼そばが食べたくなっていたのもここのお店を訪問した理由の一つだったのだが（こちらの中華焼きそばはあんかけでとても美味しかったそうだ）、壁に掲示されているメニューを見ると焼きそばの表記がない。漬物を持ってきてくれた奥さんに聞くと、もうやっていないとのこと。

それならば、と、私はラーメンを、そして家内は味噌ラーメンを注文。折角なので半餃子も注文してみた。ちなみに当日の漬物はキュウリの浅漬けに鹿児島の甘い醤油がたっぷりかけられたもの。

ラーメン屋での待ち時間にしてはちょっと長いな、というタイミングでラーメン、味噌ラーメンが提供された。

ラーメンの具材はバラチャーシュー3枚、湯通ししたモヤシ、ネギとシンプル。麺はイシマル食品製のストレート。茹で加減は柔らかめ。スープは豚骨と鶏ガラで調味加減は穏やか。鹿児島のオールドスタイルの典型のラーメン。卓上にある揚げネギ（一部ニンニクも入っている）を加えて変化を楽しんだ。
味噌ラーメンも基本的にトッピングは同じなのだが、胡麻、ひき肉等が足されている。味噌だれの利き方は弱めだが、勧められた辛味を加えると味が引き締まる印象。ラーメン、味噌ラーメンともに（中）を頼んだのだがかなりのボリュームでしっかり満腹になった。
ラーメンとほぼ変わらないタイミングで提供された半餃子、これは5個で250円とかなりお値打ち。肉汁もたっぷりで楽しめた。

会計を済ませる際のご店主と奥様の笑顔もとても印象的。店はとても分かりにくい場所にあるが是非また訪れたい。ご馳走様でした。ニコニコ見送られた後、店を出た直後に施錠されたのが何とも笑えた。

※種子島の味というのは、店主の父上？が種子島で同名の店を営業していたかららしい。兄弟が種子島の西之表市で「味の憲ちゃん鴨女（こうめ）店」を現在も営業中。