長屋そば部会(加世田そば)で鹿児島ならでは、の田舎そばを味わった後、当日の本来の目的であったそば切侘介に向かった。
こちらは以前、「金峰山」(未訪問)という蕎麦屋があった場所だ。そちらに若いご夫婦が新しくお店を営業されている。県道20号線沿いに大きい看板があり、その傍に駐車場がある。お店へはそこから2~3分ほど坂を下る形となる。(足が悪い方は車で店まで行ってもよい旨表記があった)
古民家を改装したお店はとてもスタイリッシュなもの。店内は満員だったのでボードに記名し順番を待つ。その間にメニューを見ることができたので、好みのものを選んだ。
注文したのは私がすだち冷かけそばとミニ天丼、家内がとろろざるそば。卓上には苦瓜の漬物があり、それを楽しみながら到着を待つ。
少人数でやっておりますので時間を頂きます、と言われたがそこまで待った印象はなかった。
とても涼やかな見た目のすだち冷かけそばは、薄くスライスされたすだちが表面にびっしり、しかも丁寧に並べられたもの。蕎麦はよく締められておりコリコリとした歯触りが楽しい。汁はサバとかカツオの出汁に控えめに返しが合わせられていて、そこにすだちの酸味がピッタリくるものだった。味わいもとても涼やかなもの。これは旨い。
ミニ天丼、というにはかなり豪勢な盛り付けのミニ天丼。甘めのタレが旨い。ご飯の量はミニなので蕎麦と一緒にいただくにはちょうど良い。
とろろざるそばがこちら。汁は鹿児島の醤油を使っているとのことで少し甘め。蕎麦湯はセルフで注ぐことができる。
すだち冷かけそばがとても旨かったのでこちらの印象はどうしても薄くなってしまうのだが、こちらもしっかり美味しい。
お昼のみの営業でしっかりしたポリシーも持って営業されている印象。これから寒くなる時期、鴨を使ったメニューも提供とのこと。またお伺いしてぜひ頂いてみたいと思っている。ご馳走様でした。
店舗名 | そば切侘介 |
住所 | 鹿児島県南さつま市金峰町大坂1049-1 |
電話番号 | 0993-77-1161 |
営業時間 | 11:00~14:45(L.O) |
定休日 | 月曜日 |