店舗を持たずに間借り営業（出汁を使った食育）を行っているだし本舗三州屋。「お出汁麺食堂」としてあちこちで間借り展開をしているが、実は2月の和ごんジャック時にあと3名で入店、というところで麺切れで振られてしまった。その後タイミングがなかなか合わなかったのだけれど、マルヤガーデンズに別件で行く用事が出来たのでこれ幸いと行ってみることにした。
マルヤガーデンズにはつい最近無印良品が展開し、県内最大の売り場面積を誇っている。おそらくその為だろう、駐車場はずっと満車状態で順番待ち。漸くマルヤガーデンズ内に入れたのが11時10分過ぎ。エレベーターで今回の会場7階へ。既にブースは満員。受付簿に名前を書いて30分程度待った。漸く私たちの順番になりまずはレジで注文。今回は煮干らぁ麺を塩か醤油、冷やし煮干らぁ麺、それらの特製（煮卵並びにチャーシュー増量）、そして鶏ガラでだしを取った中華そば（こちらの中華そばは掲示メニューではなくレジに行ったときに漸く確認できた）というメニュー構成だった。間借り営業だからこその強み、というわけではないけど、固定メニューを作らなくていいのは面白い。
今回は初めてなので少し奮発して私は煮干らぁ麺を醤油の特製で、家内は煮干らぁ麺を塩のノーマルでそれぞれオーダー。
料金を支払うと引き換えに番号札が渡された。注文後のラーメン提供まではそれほど時間がかからなかった。
こちらが私の注文した煮干しらぁ麺の醤油味。具材は低温調理チャーシュー、鶏胸肉の低温調理チャーシュー、バラ肉のチャーシュー、煮卵、穂先メンマ、刻み玉ねぎ、小松菜と豪勢。スープは先に醤油（心持甘め）の味が来て、その後に煮干の風味がスッと抜ける。脂の浮きはそれほどでもない。おそらく鶏油かな？麺はしっかりした歯ごたえのあるストレート麺。麺自体が眺めでスープを良く絡めてくれる。これは旨い。夢中になり食べ進める。
こちらが家内の頼んだ煮干らぁ麺（塩）。出汁との相性、というかこちらの出汁の良さを楽しむならば、私はこちらが好きだった。麺線もきれいにそろえられていて店主のこだわりを感じることができた。
こちら、最初に書いた通り店舗を持たない間借り営業。そして出店の度に異なるコンセプトでメニューを提供している。さて次回はどのようなメニューを提供してくれるのだろうか。大変楽しみである。ご馳走様でした。
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