ひばり食堂＠霧島市国分下井

恐らく10年は行っていないと思われる、霧島市国分下井のひばり食堂に久しぶりに行ってみた。自分の旧サイトでは2004年に食べた記録（※これがまたひどい記録だった）が残っている。（当時は再食しても記事にはしていない）

2020年11月23日、当日の一番客で入店。4人掛けのテーブルに着席させていただき、私はラーメン、家内はラーメン大を注文。お冷と一緒に沢庵が提供された。お店を切り盛りしているのは老夫婦。奥が自宅らしく、時々お孫さんが顔をのぞかせた。何とも言えず和やかな空間である。11時半ぐらいだったので徐々に客は増えてくる。10年も前だともう以前に訪問した時の記憶なんて残っていないな、と思っているところにラーメンが提供された。

豚骨鶏がらのオーソドックスな鹿児島ラーメンのスタイル。具材はバラチャーシュー3枚とモヤシ、ネギとシンプル。脂浮きはほとんどなし。麺は中太のやや縮れ。スープとの絡みがなかなか良く、味わいはまろやか。味が薄い時は足してくださいと卓上にあったラーメンたれはかなり塩辛い。淡口醤油主体かな。中、というだけありそれほどボリュームは感じず。

最初に運ばれてきたとき特大かと思っていたが実際は大だったようだ。麺が2玉分入っていて、チャーシューは１枚増量。2玉は流石に家内には多く、途中で麺を取り分けて食べた。他の客はちゃんぽんだったり、味噌ラーメンだったり。トマトラーメンといった変わり種もある。（以前はチーメンという冷たい麺もあったのだが現在はないようだ。）昭和43年創業、と既に半世紀を超える歴史を持つ店。常連さんも多いし、これからも親しまれていくことだろう。ご馳走様でした。