もう10年以上前のことなので記憶があやふやなのだが、ラーメン屋さん同士の交流の場に何故だかわからないが参加させていただいたことがあった。その時の会場が当時のらぁめん柿の木の本店。その時にラーメンを頂き、鹿児島県のラーメンとしては粘度が高いスープが印象に残っていた。その後諸事情により現在の場所に移転。昼時は常に駐車場が満車、待ち客多数のような状態なので再訪はなかなかできなかった。多分最後の訪問は2014年の8月頃。今回は枕崎から鹿児島市内の実家に向かう途中、結構遅くなったので夕飯を外で摂ろうということになり、ほんの少しの回り道で行けること、家内がまだ食べたことがない、との理由からこちらのお店をチョイス。
先に述べた通り夕飯としてはやや遅い20時ぐらいにお店に到着。駐車場には車が数台。店外にも豚骨の良い香りが漂ってきている。しっかりスープを炊いているなぁと思いながら引き戸を開けて中に入ると左側に券売機。レトロチックな(昔の本店と同じ雰囲気だったので実は結構驚いた)店内に反して券売機は大きな液晶画面の見やすいもの。少し戸惑いながら食券を購入。メニューのカテゴリは看板の柿の木らぁめんの他、鹿児島とんこつらぁ麺、つけ麺、チャーハンなどがある。各らぁめんは醤油とんこつ、塩とんこつ、味噌とんこつ等、スープの種類を選ぶことができる。私は鹿児島とんこつらぁ麺を醤油とんこつ味で、家内は柿の木らぁめんを同じく醤油とんこつ味で注文。
パリッと炒められたモヤシ、ニラ、ネギ、そして角切りのチャーシューが載った柿の木らぁめん(醤油とんこつ味)上のトッピングを食べながら麺と交互に食べていくとスープに具材の味が移り味が変わっていって面白かったとのこと。
私の頼んだ鹿児島とんこつらぁ麺はやはりスープの粘度が高いものだった。トッピングはチャーシュー、ネギ、モヤシ、揚げネギ等。うん、そうそうこういう味だったな、と思いながら完食。自家製麺もスープとの相性が良く考えられているものだった。ボリュームは「中」を選んだのだけれどすっかり腹いっぱいになってしまった。個人的には醤油の風味がもう少し強ければもっと好みかな。接客も良く、目配り等もしっかりしているお店。これは人気があるはずだ。ご馳走様でした。
店舗名 | らぁめん柿の木鹿児島本店 |
住所 | 鹿児島市上福元町3575 |
TEL | 099-260-6028 |
営業時間 | 11:00~16:00 18:00~22:00LO |
定休日 | 無し |
店舗URL | http://to-kun.co.jp/ |