GWを利用して久しぶりに東京へ行ってきた。行く事が決まった時点で事前調査をして数店をピックアップ。その名前にも惹かれた江東区のDURAMENTEI(ドゥラメンテイ)を最優先して訪問。
5月3日07時05分発の始発便で東京へ。羽田空港到着後直行で亀戸へ。Googleマップの案内はよくわからなかったが何とか開店30分ほど前の11時過ぎに店頭到着。シャッターは閉まっていた。お店の前の街路樹の日陰を見つけて何とか待つ。私たちが並んだ後、明確な並びは二人だったのだが開店時間になり急に客が増えた。
開店時間11時丁度に開店。店主がシャッターを開け暖簾を店頭に掛け私たちを招き入れる。カウンターのみの店内、一番明るい窓際に案内して下さった。
券売機で購入した海老ワンタン麺(黒)と、海老・肉ワンタン麺(白)の食券を女性の店員さんに渡す。黒とか白というのは醤油ダレに使っている醤油の種類。黒は香川県小豆島の正金醤油の桶仕込濃口純、白は茨城県龍ケ崎市の清原醤油醸造店の白醤油を使用とのこと。私は海老・肉ワンタン麺を主に味わうことに決めていた。カウンター奥で店主が丁寧に調理を進めていく。肩ロースのチャーシューは都度スライス。
一番だったので提供はスムーズ。
私の頼んだ肉・海老ワンタン麺(白)はワンタン2種が2粒ずつ、チャーシュー1枚としっかりしたメンマが3本、薬味がネギ。
煮干しと節の味がしっかりして、下支えに動物系の出汁を感じる。白醤油主体のタレは控えめな利かせ方。麺は三河屋製麺の全粒粉入りの中細麺。熱ダレのしやすさを少し感したけど完成度がとても高い。具材でいえばやはりワンタンが出色。肉、海老両方とも餡はびっしり、皮はふんわり。まさに雲呑。肩ロースのチャーシューは厚切りながら柔らかく肉も上質。コリコリメンマもいうことなし。
家内の頼んだ海老ワンタン麺(黒)は醤油ダレの主張がわりかししっかりしている。個人的には黒の方がやや好み。
修行先はワンタン麺で有名な池尻大橋の「八雲」だとのこと。修行先よりも美味いという感想もちらほら。退店時11:20過ぎにはかなりの並び。やはり狙って訪問して良かった。ご馳走様でした。
さてドゥラメンテイと聞いて競馬好きな人ならピンとくる馬がいる。そう、ドゥラメンテ。実は一時、競馬観戦にはまっていた時があり、その時に好きだったのがドゥラメンテ。引退後早く亡くなってしまったのだが私にとってはあの馬こそが近代競馬の結晶。母系ダイナカール→エアグルーヴ→アドマイヤグルーヴとか凄すぎる。このお店、競馬好きなのかその馬の名前も使っていて、よくよく見るとDURAMENTEI。ラーメンが店名に含まれている。素晴らしいセンス。なお、DURAMENTEとは「ハッキリした、荒々しい」という意味らしいがこちらのラーメンは至って繊細緻密。八雲出身の優れたサラブレッドである、という解釈の方が私にはしっくりくる。
店舗名 | DURAMENTEI |
住所 | 東京都江東区亀戸3-45-15 |
営業時間 | 11:00~15:00 水・金・土 17:00~20:30 |
TEL | 070-3193-7770 |
定休日 | 月・木・日の夜、火曜日 |