ざぼんの茶屋@鹿児島市与次郎(20250428)

鹿児島市民のソウルフードとも言われることの多いざぼんラーメン。(個人的には鹿児島ラーメンの最大公約数的な存在だと思っている)先にタレ、麺が入った後にスープを注ぐという独特な調理法も印象的なお店だ。
この店がある与次郎エリアは小さい時から行くと何故かワクワクするエリアだった。もうないジャングルパークとかが余計にそうしてくれていたのかもしれないけれども。ざぼんラーメンもその一つだった。

ということで鹿児島市与次郎のざぼんラーメンへ。定休日なのか営業時間外だったのか本店と麺処ざぼんは閉まっていた。一軒だけ開いていたざぼんの茶屋に入店。多分初めて。ラーメンだけではなくてカレーや丼もの、とんかつなどの揚げ物も頂ける言ってみれば食堂スタイルのお店。入店してショーケースに陳列された食品サンプルでメニューを吟味してカウンターで注文して食券を購入するシステム。
座敷席に座り大根の漬物を頂きながら提供を待つ。店内はかなり広い。レトロチックな雰囲気も漂いいい感じ。
10分ほどしてラーメンが提供された。

ざぼんラーメンを食べる時の定石通りに底からしっかりと混ぜてから頂く。豚骨と野菜、煮干などからとられたスープはまろやか。タレの利きは少し強め。具材は豚バラのチャーシュー4枚、キャベツ、もやし、メンマ、キクラゲ、ネギ、揚げネギ。麺は中太ストレート、茹で加減はやや柔らかめ。このぐらいがよくスープに絡む。
個人的には慣れ親しんだ味、というわけではないけど安心感と安定感はある。ご馳走様でした。次回は本店、でかな。

先般、味千ラーメンを手がける重光産業か経営を引き継いだという話を聞いたが、こちらの社長の語った「歴史は作ろうと思って作れるものではない(西日本新聞社刊「ラーメン記者九州をすする 替え玉編」より※熊本の桂花ラーメンの経営を引き継いだ際の言葉らしい)という言葉が強く印象に残っている。ざぼんラーメンの味もどうかずっと守り続けてください。

店舗名ざぼんの茶屋
住所鹿児島県鹿児島市与次郎1丁目6−20 ざぼんの里
TEL
099-251-3356
営業時間11:00~21:00
定休日不明

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