一番最初に訪問したのはもう9年前のようだ。その味に魅せられ、もう10回ほどは訪問しているだろうか。ロケットの街としても知られている、肝付町内之浦のラーメンの店マツワキを半年ぶりに訪問した。
普段は開店直後に入店するのだが、少しだけ家を出るのが遅くなってしまったために開店後10分ぐらいしてからの入店。女将さんがいつもの笑顔で出迎えてくれた。水と一緒に出される大根の漬物。これを食べるとあぁ、マツワキに来たなあと再実感する。
これにほんの少し、卓上にあるニンニク醤油をかけて食べるのが好きだ。
ラーメンの調理は店主のお母さんがやっていた。ラーメンの出来上がりを待つ間に出前注文の電話が4,5件。本当に地域で愛されている店なんだなと思っていたところにラーメン提供。
脂の浮きは極めて少なめ、穏やかな豚骨スープは淡口醤油を主体とした元ダレで甘めに調味されている。具材は大隅地方ならではの豚バラスライスの煮豚(大隅チャーシュー)とモヤシ、ネギ。煮豚は赤身の部分はほろほろと崩れ、脂身だった部分はトロっとしており非常に美味い。
そしてこちらの特筆すべき部分はやはり麺。今日の茹で加減は少し柔めだったのだけれど、それでももっちりとしながらしっかり反発力のある太麺はさすがの出来。途中でおろしにんにくを入れ、最後まで楽しくいただいた。食べ終わる直前に「次回はいつ来られるだろう」とちょっと寂しくなるのもいつものこと。
と言いながら年内にはまたお邪魔しているのだろう。ご馳走様でした。
店舗名 | ラーメンの店マツワキ(マツワキ食堂) |
住所 | 鹿児島県肝属郡肝付町南方114-2 |
電話番号 | 0994-67-2826 |
営業時間 | 11:00~14:00 |
定休日 | 月曜(月曜が祝日の場合は火曜) |
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