霧島市に新しいラーメン屋ができます、と聞いたのが７月末頃。その時に、店名の「麺屋くるり」という響きを聞いてあれ？と思った。確か同じ店名の店が鹿児島市にあったが移転して今（７月当時）は沖永良部島の和泊町で営業されていたのでは？と。そのお店が霧島市に店舗付き住宅を新築し移転オープンとのこと。気にはなっていたのだが日曜日を定休日としているのでなかなか行くことができずにいた。漸くタイミングがあったので10月14日訪問。
オープンちょっとしてからの11時過ぎに入店するとすでに先客が3組ほど。うち一組はお互いに顔を覚えている存在の方だった。軽く会釈のみかわし、案内されるままにカウンター席へ。ちなみに店内はカウンター席、テーブル席、座敷席が用意されていて清潔で気持ちが良い。
注文したのは私がしおラーメン、家内がみそラーメン。基本的なメニュー構成はしお、しょうゆ、みそ、からみそ、たんたんめん、鶏麺。鶏麺のみが鶏がらスープでそれ以外は豚と鶏のスープだとのこと。
ラーメンが到着するまでの間、大根の漬物を食べて待つ。調理はご店主一人でやってらっしゃるため時間がかかった印象。
大判の焙りを入れた巻きチャーシューが目を惹く。それ以外のトッピングはネギ、木耳（沖永良部産？）、ネギ、ゴマ。スープが少なめな印象を受けたがそうではなく麺の量が多いのだと食べていて気付いた。自家製だという麺は中太でとても食べ応えがあるもの。加水率はちょっと低めにも感じた。スープはかなりあっさりしている。調味加減は穏やか。木耳やモヤシの食感が楽しくワシワシと食べ進められた。チャーシューは脂身の部分がとろけて旨い。
キャベツやニンジンなど野菜がたくさん載った上にしお同様大判の巻きチャーシューが載った迫力ある見た目。それに反して味わいは至って穏やか。しお、みそともに手作り感ある優しい味わいを楽しんだ。
このエリア、銀行の支店や市役所等が近くにあり平日のほうがにぎわうのだろう。日曜日を定休日にしたのは正解だったかもしれない。
次回は鶏麺を頂くことにしよう。ご馳走様でした。
沖永良部時代の情報はネットで探せば結構出てくるが、それ以前、鹿児島市内で営業していた時のことを「麺喰道（およそ鹿児島の麺日記～ほぼラーメン」の管理人、ねこだにゃんさんが記事にしておられた。とても貴重な資料だと思うので転載。リンクはこちらから。
店舗付きの住宅にするあたり、仕事への情熱が伝わってくる。是非とも頑張っていただきたい。
| 店舗名 | 麺屋くるり |
| 住所 | 鹿児島県霧島市国分中央1-24-2 |
| 電話番号 | 0995-45-1893 |
| 営業時間 | 11：00～14：00 18：00～21：00（平日のみ夜間営業） |
| 定休日 | 火曜日 |
