この店は旨いだろうな、という直感めいたものが時々働く時がある。(もちろん同じようにその直感が外れることもある)2年前だったかな。今年は当たり年だなぁとボケっと考えていたらその店は瞬く間に大繁盛。うまく時流に乗ったんだろう。ちなみにその店はラーメン専門店凜、とまらないラーメン愛GET54、ラーメン専門久二郎である。今年に入ってから把握している新店は何店舗かあるが、その中でもこれは・・・と思う店があった。今回訪問した店、ともう一店舗(こちらはしばらくしてから行ってみたい)ともに中華そばを看板メニューにしている。今回のお店、「麺の房 雨ニモマケズ」(R2.4月オープン)は場所だけ確かめようと思っていたのだが、駐車場が空いていたこともあり思わず入店してしまった。
18時の夜間営業直後とあり店内には先客一人。想像しているよりはるかに広い店内。4席ほどあるカウンターの右端に座り、メニューを拝見。実は最初から注文は決まっていたのだ。クラシックと銘打たれた中華そば(792円税込)をオーダー。注文を取りに来る際に、かわいい容器に入った杏が提供された。食前でも食後でも、と説明された。メニューの説明書きを見ながら過ごしていると、中華そばというメニューの割には比較的早くラーメンが提供された。
思っているよりもクラシカルなおかつスタイリッシュないで立ち。スープはメニューの説明通り、鶏がらメインだけれど豚で厚みを増し、そこに魚介の風味を加えたもの。醤油ダレがきりりとしたインパクトを与えている。それほどこの系統を食べたわけではないが、鹿児島で食べられる醤油ラーメンとしては辛口だと思う。
(メニューにスープの構成だったり、麺の加水率だったり、醤油ダレの構成まで記載してある。)
具材は良く味の染みたバラチャーシュー、メンマ、小松菜、海苔、薬味のネギ。私は海苔は途中でスープの底に沈めて風味の変化を楽しむのが好きだ。
こちらのメニューはクラシック(中華そば)と、モダン(鶏白湯)の二本立てで、こちらに野菜マシやチャーシュー追加などの増量ができるようだ。一口目でこちらのレベルの高さを感じた。現在はコロナ禍により夜間営業は20時までと短縮されているが、もともとは25時までとかなりゆったり目の営業。サイドメニューも餃子や手羽先などもあり、ちょっとした飲みも楽しめるのかもしれない。鹿児島でここまでしっかりした(もともと経験値はないけど)醤油ラーメンを頂けるのはとても嬉しいことだ。レジのところには宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が置いてあった。これからの展開も楽しみである。ご馳走様でした。
※東京都十条の同店名の店とは、メニューを見る限り関係がない模様だ。
店舗名 | 麺の房 雨ニモマケズ |
住所 | 鹿児島県鹿児島市宇宿3丁目28-9 |
電話番号 | 099-251-5656 |
営業時間 | 11:00~14:30 18:00~25:00 (現在は夜間は20:00頃まで) |
定休日 | 火曜 |
僕も行きました!
すっごく美味しかったです!(^^)
共感です!鹿児島であれほどしっかりした中華そばが食べれるのは嬉しいです!
店内にも随所にこだわり感が感じられました。これからが楽しみです。