年に数回伊佐市を訪問しているはずなのだが、今年は2回目。五十嵐食堂に前回行ったのは一昨年2018年の11月末。1年半は行っていないことになる。ただやはり手作り感あふれる豚骨ラーメンが好きで久しぶりに行ってみた。伊佐のお店も何軒か回っているがこちらのお店を優先的に訪問してしまう。
今週頭からの豪雨の名残で時折強い雨が降る中一路伊佐市へ。途中、土砂が道路に流れた跡等もあった。五十嵐食堂も道路の冠水に伴う浸水があり、お店を一時閉めて消毒等を行ったらしい。
こちらのお店は10時半開店と早いオープン。11時に着いたが既に一人のお客さんが辞去するところだった。
よく利用させていただいているテーブル席に座り、ラーメン(大)といなりを注文。こちらのいなりは大きくてとても美味しい。
先に漬物が提供され、卓上の瓶に入っている梅干し(これが美味しい)を頂きながらラーメンの提供を待つ。期間限定の冷やし中華や、現在の情勢に合わせたテイクアウトメニュー等もいろいろ出されていた。こちらの焼き飯や餃子も食べたことがない。いつか頂いてみたいなと思っていたところにラーメンが提供された。
久しぶりに会うラーメンはやはり見た目からしてとても旨そうだった。スープからは心地の良い豚骨の香りが漂ってくる。タレの利きは今回ははっきりしていた。
麺は適度な歯ごたえのあるストレート麺。スープとの相性は相変わらず。具材はチャーシュー4枚、スライスゆで卵2かけ、木耳、ネギ、モヤシ。脂浮きも豚骨からのものなのか、そこまでギトギトした感じはない。相変わらず素晴らしいラーメンだった。途中で梅干し同様卓上にある、ニンニクの醤油漬けを数枚スープに投入していただいた。こちらはご飯にも合うんだとか。
五十嵐食堂にお邪魔した際はこちらのいなりも必ず食べるようになっていた。1個のボリューム自体がかなりあるので、今回ラーメン(大)と一緒に食べた私はすっかり満腹になってしまった。いなりそのものは調味が薄めなのでぺろりと食べられる。食べ終わるころには続々と家族連れが入店。流石地域密着型の老舗である。
創業70年を数える老舗ながら、麺を全く入れないゼロ麺(麺の代わりにもやしを使っているらしい)など、現在のニーズにも対応しているギャップも素晴らしいと感じた。
冷し中華もどうも気になるのだが、恐らく次回もラーメンといなりを食べるような気がする。
ご馳走様でした。
店舗名 | 五十嵐食堂 |
住所 | 鹿児島県伊佐市大口山野5235-2 |
電話番号 | 0995-33-0812 |
営業時間 | 10:30~15:00 |
定休日 | 火曜 |