ずっと気にはなっていたもののなかなか行けなかった宿題店の一つ、薩摩和穣麺燎(かがりび)に漸く行くことが出来た。4月9日土曜日、近くにあった格安のコインパーキング(ここは穴場だと勝手に感じた)18時半ごろの入店。
一番客かな、と思いきや既に店の奥に先客が一組おられ、程なく注文品が提供されるところだった。愛嬌のある女性店員さんに二人である旨を告げるとお好きな席にどうぞということだったのでカウンター席を選択。小ぢんまりしたテーブル席二人掛け×2とカウンターも4席と比較的コンパクトな店構え。椅子ががたつくかもということで椅子の置き方をわざわざ換えに来られるなど女性ならではの細やかな心遣いが嬉しく感じられた。
メニューはいろいろあるのだが事前に気になっていた咖哩ラーメンとご飯の小のセットを私は注文。家内は味噌ラーメンと最後まで迷っていたがもつラーメンと並ぶ看板であろう、店名を冠した燎ラーメンを注文した。麺は細麺(益田製麺)と中細麺(サカノウエユニーク)から選べるとのことで、二人とも中細面でオーダー。もともとの母体であるカラキチ!のから揚げも注文。
待っている間に咖哩ラーメン用に箸を交換してくださったり、紙エプロンを準備してくださったりと目配りも素晴らしい。
先に妻の頼んだ燎ラーメンが提供された。
具材はチャーシュー2枚、木耳、メンマ、ネギ。薬味(彩)で唐辛子。スープは極めてマイルドな豚骨。とても食べやすかったとのこと。(私はスープを一啜りしたのみ)
私の頼んだ咖哩ラーメンがこちら。普段はまず基本のメニューから頼むのだがこちらが気になり仕方がなかった。ラーメンと銘打ってはいるものの粘度の高いスープ(ルー?)に麺が合わせられている。具材は刻みチャーシュー、味玉、刻み玉ねぎ、パクチー、カレーリーフ(お店のメニューに説明が書いてあった)麺はかなり弾力がありスープとの絡みが抜群。スープ、いやもう敢えてルーと言ってしまうが、少し濃いめの味付けに感じるがスパイシーで食べ進めさせる力が凄い。麺を完食した後に間髪入れずに小ごはんをドボン。こういう食べ方をもともと想定して考えられたメニューなのだろう。実に無駄がない。そして旨い。サイドメニューのから揚げは基本通りもも肉をしっかり漬け込みさっくりとした衣をまとわせ揚げたもの。こちらは流石に旨かった。アクセントで添えられている胡麻風味の刻み葱が何気に旨かった。
看板のもつラーメンも味噌ラーメンも気になるのだが私個人的にはこのお店では提供がある限りこの咖哩ラーメン(+ご飯)を頼むことだろう。ご馳走様でした。
久し振りにお店のある都通り界隈を歩いてみたが素敵な焼鳥屋もあったし、気になる飲み屋も何軒かあった(ハナキがずっと気になっている)。鹿児島中央駅からも近いしまたこのエリアを訪問しようと思った。
店舗名 | 薩摩和穣麺 燎(かがりび) |
住所 | 鹿児島県鹿児島市中央町24-19 |
https://www.instagram.com/wajhomenkagaribi/?hl=ja | |
営業時間 | 月曜 |
定休日 | 午前11:30~14:30 午後18:00~21:30 |