昨年11月末に鹿児島市船津町にオープンした「麺やろる」。周りでの評判が良く気になっていたのだが漸く訪問することが出来た。近くにあるホテルの駐車場(こちら安くてお勧め)に車を停めて徒歩で約2分ほど。13:45入店。先客は一人。入り口すぐ横にある券売機でメニューを選んでいる間にご店主がカウンターにお冷などを準備してくださっていた。
券売機で選んだのは私が鴨だしラーメン、家内がタンタン。
店主に手渡す際に、鴨だしラーメンは醤油か塩か、タンタンは辛さの加減(4段階から選べる)ので私は鴨だしラーメンを醤油で、家内はタンタンを小(一番辛くないやつ)でお願いした。
卓上にはアジの煮干を漬け込んだ煮干酢と、一味唐辛子が置かれていた。調理スペースにはスライスされた鴨肉、既に焼かれたネギなどの食材が整然と並べられている。注文したラーメンは1杯分ずつ小鍋で調理。
まず先に私の頼んだ鴨だしラーメン(醤油味)、程なくタンタンが提供された。
熱いので、とご店主がカウンターの上に直接置いてくださった。
まずは鴨だしラーメン(醤油)表面には鴨脂がうっすらと浮かぶ。スープは鴨ガラ?それに鰹節とどんこの出汁を合わせているのだとか。
元ダレは濃口醤油メインなのかな?甘さは感じるのだけれど鹿児島の醤油ではないのかな、と感じた。とてもすいすいと飲めてしまうスープ。
麺は全粒粉入りの細ストレート。スープを適度に絡めている。
具材は鴨ロース2枚、とろとろの焼ネギ、姫タケノコ、それに貝割れ大根。鴨ロースが柔らかくてとても旨い。これは次回追加トッピングで頼もうと思うほど。で、昔から鴨葱というぐらい、ネギと鴨の相性っていいのね。これは両方ともないとダメ。そして食感の素晴らしいアクセントになる姫タケノコ。気が付いたらほぼ完食。
で、家内の頼んだタンタン。タンタンメンですね(担担麵ではない)。鴨だしラーメンの繊細さに対して良い意味でとてもジャンキー。本場ではいただいたことはないけれども神奈川県川崎市のソウルフード、ニュータンタンメンのスタイルだろうなと思った。(以前姶良市で提供していた店があった。もう10年以上も前だけど)程よく香り、少し辛味のあるニンニク、ふわふわの卵、強烈だけど後を引かない爽やかな辛さ。具材の豚ミンチと刻みニンニクを穴あきレンゲで浚えていくのもまた楽しい。麺は多加水のやや縮れ?長さが短くこれが実に食べやすくドツボ。家内も絶賛していた。
煮干酢も少し味見。鴨だしラーメンのスープにも入れてみたけど、タンタンの方がより楽しみやすいのかな?
鴨だしラーメンの塩も気になるし、トマトタンタンや他の辛さのタンタンも気になる。ということで再訪は必至。ご馳走様でした。
店舗名 | 麺屋ろる |
住所 | 鹿児島県鹿児島市船津町1−28 リファレンス天文館 102 |
TEL | 08096724299 |
営業時間 | 11時00分~15時00分 18時00分~2時00分 |
定休日 | 木曜日 |