2月9日(金)少し遅めの夕食を鹿児島市荒田(騎射場)のカドニアルにて。
こちらはずっと前から行ってみたかったお店。以前はお昼営業もされていたらしいのだが現在は居酒屋営業の際にラーメンも出すということで夜のみの営業。近くにコインパーキング多数あり。
20時頃に入店するとご店主とスタッフが笑顔で迎えてくれた。「ご予約の方ですか?」と尋ねられたので飛び込みであること、ラーメン注文のみだけど大丈夫かの確認をすると問題ないとのことでカウンター席に通される。カウンターには先客が一人、日本酒を楽しまれておられた。奥のテーブル席では賑やかにかつ穏やかに談笑する声が。とても雰囲気の良い店。
メニューは卓上にあったので内容を確認。正月昼に系列店そばるで見かけたスタッフさんが当日提供できる麺メニューの案内をしてくださった。鶏白湯ラーメンは提供出来るが親鶏ガラと昆布を使った中華そばの提供は(スープ切れだったかな)しておらず、煮干し中華そばの提供となること、さらに限定の鶏白湯グリーンもあるとのこと。どれも気になる。
少しだけ悩んで私は鶏白湯ラーメン、家内は煮干し中華そばを、あと料理の評判も良い店なのでぬれとり天をお願いした。
カウンターからはご店主が調理していく様がしっかり見てとれる。鶏白湯は最後はブレンダーで撹拌して仕上げていた。麺の湯切り、盛り付けまではご店主、具材はスタッフさん。
いつの間に調理したのか、とり天が先に提供された。
「ぬれ」とはいうもののぬれ煎餅みたいなあれではなくさっくり軽めに揚げられたとり天に甘辛いタレがかけられている。揚げ方が絶妙。鶏の味わいも軽くこれは良い。旨いね、と家内と話しているところに鶏白湯ラーメン、程なくして煮干し中華そばの順にラーメンも提供された。
鶏白湯ラーメンの具材は2種の低温調理チャーシュー、揚げエノキ、刻みレッドオニオン、レモンスライス。薬味で粗挽き黒胡椒とホールのピンクペッパー。
スープをひと口頂くと先に香るのはトリュフオイル。次いで軽くもしっかりした旨みが広がる。味の輪郭をしっかりさせているのが粗挽き黒胡椒。ピンクペッパーの少しピリッとした刺激、レッドオニオンのシャクシャクした食感も良いアクセントに。更に食べていく間にレモンスライスからも酸味が出てきて味わいは常に変わり続ける。
小麦の香りがしっかりする平打ち麺とスープの絡みも良く最後まで美味しく頂いた。
煮干し中華そばは名前の通り煮干しの香りと旨みがふんわりと広がるもの。具材は2種の低温調理チャーシューとメンマ、ネギ。こちらの麺は細ストレート。香りが飛んでしまうのを防ぐためだろう、鶏白湯に比べて提供温度は低め。かえしの利きは穏やか。こちらも美味しい。
満足しての完食。
お店の前には冷凍自販機。鶏白湯ラーメンや鴨出汁ラーメンなどが買えるようだ。そばるで頂いた鴨出汁ラーメンが美味かったのでこちらもまた頂いてみたい。
ラーメン以外のメニューも美味そうなのでまたお邪魔してみたい。ご馳走様でした。
店舗名 | カドニアル |
住所 | 鹿児島県鹿児島市荒田2丁目42−19 |
営業時間 | 18時30分~0時00分 |
TEL | 08012269966 |
定休日 | 日・月 |