ラーメン専門のり一@鹿児島市山之口町(3)

新型コロナウィルス感染拡大の影響で、南九州最大の繁華街天文館からも大分客が減っている。飲みの〆の定番として愛されているラーメン専門のり一もその影響を受けしばらく店を閉めていた。ふと気になってSNSで最近の状況を調べると、どうやら営業再開されたらしい。次善の策として数軒ピックアップしたうえでのり一へ。

雨が降る中店の前へ。良かった、やっていたと入店。店内にはカウンターに一組のみ。券売機の前には消毒用アルコールが。メニューを吟味していると外国人店員が検温をしてくれた。問題なかったようだ。それにしても店員も少ない。高齢の女性店主と女性店員、先ほど検温をしてくれた外国人店員の合わせて3名(実質は2名)で店を切り盛りしていた。私はラーメン(大)と大好物の卵かけご飯、家内は季節限定の冷やし中華の食券をそれぞれ購入。
カウンターの上に置くと外国人店員が調理を始めた。冷やし中華については食券を購入した段階で「冷し中華入りました」と外国人店員がコール、即座に調理が始まった模様。それにしても感染対策がしっかりなされている印象を受けた。券売機で食券を買った時点でお茶と漬物をあらかじめ準備したカウンターに案内された。それ等を楽しみながら食べ、ぼんやりとカウンター越しに調理を見ていると、壁面に冷やし中華の作り方が。へえ、こういう組み立てなんだと感心していると先に卵かけご飯、それほど待たずにラーメン(大)が提供された。

卵かけご飯は相変わらずタレが絶品。瓶にはヒシク醤油と書いているがそこの淡口醤油を使ったタレなのだろうか。もし持ち帰りがあるならば絶対に購入したいぐらい旨い。そして何気にご飯そのものもかなり旨いのだ。

ラーメン(大)のトッピングはバラのチャーシュー4枚とモヤシ、ネギ、少しの揚げネギとシンプル。チャーシューの調味は極めて軽め。歯ごたえはしっかり。鶏ガラ主体のスープはやっぱり超あっさり。塩味と旨味はしっかり。そして毎回こんなに太かったっけ?と思う自家製麺が旨い。

ラーメン提供からしばらくして出された冷やし中華。この冷し中華が何とも言えず旨いのである。麺はしゃっきりと締められており、歯ごたえ抜群。甘酸っぱいタレが何とも食欲を掻き立てる。ボリュームは少々控えめになったかな?
私たちが食べ終わるころには大分客も増えてきた。「何名さんですか?」と柔和な口調で尋ねている女性店主にご馳走様でした、と声をかけると「また寄って下さいね」とにこやかに笑ってくださった。当然また行きますとも。次回はいつも通り飲んだ後の〆で行けますように。ご馳走様でした。

店舗名ラーメン専門のり一
住所鹿児島県鹿児島市山之口町9-3 神川ビル 1F
電話番号099-222-4497
営業時間月〜土
ランチ 11:30〜14:00
月~木
20:00~翌3:00
金・土
20:00~翌4:00
定休日日曜


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