5月1日の20時過ぎに自宅を出て、22時半ぐらいに南大隅町佐多の佐多岬公園に到着。市街地ではまず見ることのできない星空に圧倒された。
慣れない車中泊でほぼ寝ることができなかったが、佐多岬の日の出はとても美しいものだった。
日の出を鑑賞した後はある程度歩いて佐多岬巡りを行った。佐多岬公園から佐多岬展望台まではある程度(駆け足で10分ぐらい)かかる。
日の出が5時32分、佐多岬を出たのは9時過ぎだったのでかなりいたことになる。佐多岬公園駐車場はWi-Fi完備で、とてもゆっくりすることができる。
佐多岬を後にして十数㎞北上すると南大隅町佐多のメインエリア、伊座敷地区に入る。このエリアで一番有名な飲食店は時海丼という海鮮丼が有名な食事処時海なのだが、予約が絶対に必要なうえにこの日は定休日。おそらくこの店を目当てに来ていたであろう県外ナンバーの車が店の前を通っては引き返していった。ちなみに日祝は休み。私が訪問することは不可能かな。佐多岬の観光はひとまずここで終了。ただとても美しい光景だったし、薄暮のタイミングでの星空撮影にも挑戦したいのでまた訪問する予定だ。2時間半ぐらいの運転はもはや苦にもならないし。
さてここからがラーメンの話。元々、本土(この場合、北海道、本州、四国、九州に限った表現らしい)最南端だというときわラーメンで昼食を摂ることは決めていたので駐車場で待機させていただく。駐車場の近くでは鯉のぼりをセットしている光景が。恰好からしてときわラーメンのご家族であった模様。事前情報では11時開店だったが、10時50分には札が営業中になった。当日最初の客として入店。座敷席に座らせていただいた。
座敷席もアクリル板が設置され新型コロナウィルス感染防止対策はしっかり講じられていた。
折角来たのだからと、今回は多めにチョイスしてみた。私がラーメン(500円)、家内がちゃんぽん(700円)、焼き飯(500円)を二人でシェアすることに。続々と客が入ってきて開店10分後ぐらいにはほぼ満員に。ちゃんぽんのオーダー率が高いように感じた。
焼き飯はかなりのボリュームで、豚肉、蒲鉾、ニンジン、ネギなどいろいろな具材が入っていた。飯と具材がパラリと炒められていてとても旨かった。付け合わせの福神漬けが結構なインパクト。
良く味の染みたバラチャーシュー2枚、半割のゆで卵、モヤシ、ネギ、ゴマというトッピング。スープは甘めの醤油ダレが利いたもの。スープのベースは豚骨と野菜なのだそうだ。麺は加水率高めの黄色い麺。先に焼き飯を頂いていたこともあるが、ボリューム的にもかなり満足。付け合わせとして漬物が付いてくる。
赤ピーマンやキャベツ、豚肉に蒲鉾、イカなど様々な具材の入ったチャンポンは魚介風味を強く感じるもの。見た目通りボリュームもしっかりあり満足度が高い。
こちらのお店、他にも唐揚げ定食やかつ定食など定食メニューもあり、普段使いの食堂といった感じなのだろうな、という印象を受けた。味噌ラーメンについては味噌が自家製らしいので佐多エリアを再訪し、タイミングがあった時には試してみたい。ご馳走様でした。近くには田中精肉店というコロッケや餃子(持ち帰って焼いたが実に旨かった)を売っている肉屋もあるし、Aコープ佐多店で購入した茹で卵入りのさつま揚げ「バクダン」も個性的で美味かった。先に書いた通り薄暮の佐多岬、星空を撮影する、といった目標ができたので遠からずこのエリアは再訪することだろう。
店舗名 | ときわラーメン |
住所 | 鹿児島県肝属郡南大隅町佐多伊座敷3882-7 |
TEL | 0994-26-0148 |
営業時間 | 11:00~14:00 |
定休日 |