1年半ぶりぐらいに霧島市の人気店、まことラーメンを訪問した。前回の記事はこちら。
テレビ放送で紹介されたこともあり、昼時は大変混み合うと聞いていた。
11月末、えびのの道の駅での買い物を済ませ、開店30分ほど前にお店に到着。
入り口にはメニュー表とともに、受付簿が置いてあった。早めに名前を書いておけばいいかな、と名前を書いていると店内から女性店員が「早くに有難うございます。お待ちいただけますか?」と声をかけてくださった。もちろん待ちます、有難うございますと返事をして車で開店を待つ。開店10分ほど前になり続々と車が駐車場に入ってきた。流石人気だな、と思っていると先ほどの女性店員がわざわざ呼びに来て下さった。受付簿の最初に名前を書いていたので1番目に入店することができた。
お店の一番奥にある座敷席の一角に座らせていただき、事前に決めていた注文を漬物を持って来て下さった女性店員に告げる。私は塩らーめんにチャーシュー2枚と味玉のトッピング、家内は味噌ラーメンと迷った結果UMAMIラーメンを選んだ。隣の座敷席に座った女性の団体客はラーメンの種類が豊富なのでどれがいいか店員に尋ねられていた。その質問に対して女性店員がラーメンの特徴を実に分かりやすく説明されていた。ここまでしっかり説明している店を私は見たことがなかった。
10分も待たずにラーメンが提供された。
鹿児島のラーメンでもこのような美しいルックスのラーメンが出てくるようになったんだなと感慨深いものがあった。基本的な具材は低温調理のチャーシュー2枚と良く味の染みた極太のメンマ2本、ネギ、柚子皮。それに追加トッピングのチャーシュー2枚と魚介風味を感じることができる半熟煮卵。麺は自家製麺。スープはメニューの説明によると、動物系(鶏ガラと豚)に魚介(本枯節)と椎茸の出汁を合わせたものだそうだ。実際味わってみると節系と椎茸の味を最初に感じた。ゲランドの塩を使っているという塩タレの調味は軽め。穏やかな出汁感が特徴のラーメンだった。自家製麺だという(実際入り口に製麺機がある)麺もパツンとした歯触りをもつ旨いものだった。具材の低温調理チャーシューは肉感がいい。上質の生ハムを食べているような感じだった。肉自体のボリュームも相当あり普通盛でも満足できるものだった。久しぶりにスープまで全部飲みほした。提供温度は丁度いい感じ。これより熱いとせっかくの低温調理チャーシューが台無しになるのかもしれない。
削りたての鰹節が印象的なUMAMIらーめん。UMAMIは当然鰹節のUMAMIだと思われる。女性客に店員さんが説明していた内容によると、デフォルトのラーメンよりもスープ自体はあっさり目なのだそうだ。私が昨年食べた時は、「基本は両方ともきちんとした豚骨ラーメンであるが、トッピングで印象がかなり異なる。私の頂いたUMAMIラーメンは、大量の花かつおに、とても分厚いチャーシュー、ネギ、モヤシ、木耳。というトッピング。旨味の塊である鰹節を入れているので当然旨味は強い。チャーシューの味も強めで、主張はとてもはっきりしている。麺はぷりぷりで美味い。」と書いていた。妻によるとチャーシューの味は丁度良い加減だったとのこと。
個人的にはとても好きな系統のラーメンなので必ずまた行くのだが、その時に未食の味噌ラーメンを頂くか、今回とても旨かった塩らーめんを頂くか悩みどころだ。旨いと評判のサイドメニューの唐揚げ(女性団体客が頼まれていたがこれまた実に旨そうだった)や、卵かけご飯も気になる。遠からずまたお邪魔します。ご馳走様でした。
店舗名 | まことラーメン |
住所 | 鹿児島県霧島市溝辺町有川730-1 |
電話番号 | 0995-64-9730 |
営業時間 | 月火、木~日11:00~15:00 火木土17:30〜19:30LO |
定休日 | 水曜 |
※お店のInstagamはこちら
今から食べに行くけど楽しみ😊