和風喫茶 扇屋@鹿児島市中町(20230122)

人よりは記憶力が良い方だとは自負している。食べ物の情報については特になのかな。20数年前に初めて買った鹿児島のラーメン本、「ラーメン!怒涛の129杯」という本を当時熟読していたのもあるのだろう。ずっと行きたくて行けなかった店、というのは記憶に残っていた。
やっとその中の一つのお店を訪問することが出来た。鹿児島市中町の和風喫茶扇屋、である。※この本で掲載されていて現在も行っていないお店が数件ある。鹿児島市中山のラーメン朋とか。

1月22日、「ふるさとのデパート」山形屋に出掛ける用事があったので早目の昼食を扇屋で摂ることにした。11時半ぐらいにお店に到着し、2階に上がるとまあまあの客の入り。女性が多い。この日はたまたま家内と母と一緒に来たのでまあ何とか入れたが男一人だとちょっと入りにくいかな?私は外のショーケースでラーメンメニューがあるのはしっかり確認していた。あっさり目のものがいいなぁと思っていたので、京風めんをお願いした。お店の触れ込みは「和だし、あっさり味」である。妻は温かいそばと田舎すしのそばセット、母は田舎すしセットをそれぞれ注文した。

談笑している間に程なく提供された。先に田舎すし、次いで京風めん、そばセットの順。

京風めんはメニューの説明通りとてもあっさりしたものだった。昆布と鰹節から取った出汁に淡口醤油とか味醂で味付けしているのだろう。にゅう麺の麺を中華麺に置き換えたといった表現がピッタリなものだった。具材は半割のゆで卵が二つ、蒲鉾2枚、味の染みた椎茸1枚、貝割れ大根、薬味のネギ。麺は細麺で割と加水率は高め。とても食べやすい味付けであっという間に食べてしまったが意外とボリュームもあり腹は膨れた。

そばセットは具だくさんのそばに田舎すし、玉子焼き、大根の漬物がついている。そばの汁も基本和出汁なのだろうが京風めんとは違う味に感じた。

優しい味付けの田舎すし、これはボリュームも比較的控えめで女性受けしそう。賑わいの多い納屋通り近辺にあってこのお店が長らく愛され続けるのがなんとなくわかる気がした。次回は野菜たっぷりだという味噌らぁめんを試してみたい。その前に甘味かもしれないけど。ご馳走様でした。

店舗名和風喫茶 扇屋
住所鹿児島市中町8-18
TEL099-226-3147
営業時間
11時00分~17時00分
定休日木曜

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です